覚悟

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智恵よりも大事なのは覚悟や、と。
覚悟さえすわれば、智恵は小智恵でもええ、
浅智恵でもええ、あとはなんとかなるやろう。       司馬遼太郎
 
覚悟とは、「危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる
心構えをすること」。
 
20代の自分は景気が良かったためか無鉄砲だった。漠然としている日々の中で、
夢を持って努力していけば未来が切り開けると恥ずかしながらマジで信じていた。
 
だから「覚悟」という力強いものはなかったような気がする・・・が、そう言えば
あらためて覚悟がしたことがあった。それは幼き頃からずっと同行二人の阪神
日本一からたった2年で最下位に転落。そして翌年には「バース退団」、「掛布引退」
というダブルの悲劇。こんな厳しい現実に直面した時に「それでも阪神ファンはやめ
ないぞ!」と覚悟したよなあ。そういえば、子供の頃も「どんなに優勝できなくても
一生ファンでいる」と強い決意していたぞ。
結局、「覚悟」という言葉は身をもってトラから教えられていたようですね。