夕映えが美しいように、老人の場所から見た世界は美しいのです
昨日、あるご年配の方とお話をした。
生き生きとしていて、まだまだな元気な方。
でもやっぱりというのか、昨日や今日のことよりも昔話に華が咲く。
それはそれで楽しいから問題はない。まあ、でもよく覚えているなあ~
どんな人も若い時の出来事や仕事が充実していた時代の話は尽きない。
しかし、話してして少し心配なことが思い浮かんできた。
それは近頃やたらカメラ付き携帯電話やデジカメで記録する人たち。
出来事は画像で記録に頼るため、感性を使って雰囲気を覚えない。
人間の持つ偉大な才能を使わなくてもいいのだが、例えどんなに素晴らしい
風景の画像でも感情が伝わってこなくては面白くもなんともないものになる。
いわゆる心の中に焼き付けないと一過性の出来事として終わってしまう。
だから安易に画像で記録していると年を取った時にツケを払うかもしれない。
年を取った時に楽しい昔話をするために右脳を使って物事を観察しよう!