勇気

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2010年9月、秋の高校野球県大会へ高校野球が大好きな友人と共に駈けつけた。
仕事の前に応援できる朝一番のゲーム。普段なら寝ぼけていそうな時間帯なのに
朝からシャキッと目が冴える。やはり意気込むとエンジンはすぐにかかるものだ。
 
なお、ゲームは結論から言えば負けてしまった。とても悔しい思いはしたけれども、
この結果については素直に受け入れものでもあった。その理由はとても単純だ。
相手ベンチからグランドで頑張っている味方選手へ声援が素晴らしかったからだ。
始めの内は「元気いいなあ~」、なんて余裕を持って聴いたいたが、回が進むに
連れて明らかに10人目の選手。たのもしい存在にどんどん圧倒されてしまった。
さらに8回裏、奪われた決勝点は先頭になって声を出していた若者による一打。
これが母校のゲームでなければ感動的な良い話しだけど、さすがにそんな訳には
いかないため、グッと歯を食いしばって耐えるしかありませんでした。
 
ちなみにこの対戦相手は昨日、山口県から選抜大会へ初出場したチームだ。
だから強豪の多い大阪代表と対戦して勝つことができたことは想像できる。
きっと、あの時の後輩君たちがベンチから声を出して勇気を与え続けたのだろう。
そう、高校スポーツにもっとも必要な基本があるチーム。
チーム全員で勝利を目指していけるから女神は微笑むのだ。
ニュースで結果を知った時に拍手し、何が大事なのかを改めて教えられました。