高校時代、野球部の応援は実にシンプルだった。
校歌、三三七拍子、「かっ飛ばせ～」のみのヒッティングマーチ。
そして、タタラ拍子！
Ｔ！ Ａ！ T！ Ａ！ Ｒ～～Ａ！、タタラ！タタラ！タタラ！・・・と連呼していく。
気合いが入った応援部に統率されて、張り裂けんばかり大声で叫んでいた。
最初は、ちょっと恥ずかしかったけれど、最後は夢中になってしまうものだ。
３年前、そんな根性を前面に押し出した応援ではなく、オシャレに垢ぬけた
平成の文化に似つかわしい応援に進化していた。やっぱり男女共学なのだ。
バッターごとにヒッティングマーチがあって、チャンスの場面や得点が入れば、
盛り上がる曲でスタンドを流れた。また、学生の中には音楽に合わせて
リズムよく楽しそうに踊っている。しかも上手い！ウチら時代にはテレビに
出られるくらいのレベルの子が巨万といる。AKBは遠くない存在なんだ。
ところで、母校野球部は先ほどまで行われいたゲームに勝って初戦突破。
期待されている年に無事に勝ち上がることは意外と難しいものだ。
どうか明後日に予定されている3回戦にも勝って甲子園へ向かっていきましょう！
