昨日、社会人2年目になった若者とひさしぶりに電話で雑談する。その中で仕事に追われて創作できないことを悩んでいたため、今はあわてなくても大丈夫だよと答えた。お金を稼がないとならない世の中はそんな甘くない。誰でも世間の水に慣れるまでは自由な時間は持てないものだ。現実をしっかりと受けとめて、辛さや苦しみは芸の肥やしだと信じていこうよ！と励ました。いわゆることわざの「可愛い子には旅をさせよ」である。一生懸命に頑張っていったのなら、経験が積み重なって成長していける。ひと周りもふた周りも根が広がって、個性が大きく実っていく。そうして作品に良い影響が生まれて、自分の世界に近づいていけるだろう。※画像は美術家・平井槙さん。彼女のカレンダーもギャラリーにございます。ご興味のある方はお待ちしております。
