先週、若い頃からお付き合いのある学芸員さんより、私がその昔に公共施設で主宰したアートイベントで、お話ししていただいた講演会についてのお尋ねがあった。おおー、なんて懐かしい話だ。それは20年前に県内の若手美術家によるグループ展を企画。個性的で自己主張の強い10名の若者たちが集まって、とてもエネルギッシュな展覧会になった。そして、現在も生き残って華やかに活躍しているメンバーもいる。切磋琢磨して培った魂はずっと輝くものなのだ。当時の新聞の切り抜きを見ながら、走馬灯のように思い出した。それにしても今も同じようなことをやっている。間違いなく挑戦するのは好きなことで、苦しみよりも楽しみが多いから続けられるのだ。来週、再来週は大学での講義がある。若者はどんな時代になっても、いつも夢を追い求めている。彼らが少しでも喜ぶ内容になるように頑張ります！
■アートダイドコロ展 2016年11月3日（木・祝）～20日（日） 11:00-19:00 定休日 11月9日（水）、15日（火）、16日（水） 中野寿子、佐藤康司、佐々木範子 賛助出品 岸透子、羊の工房 OKAYA
