応援

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小4の時、大好きなプロ野球チームの選手名をすべて覚えた。しかもフルネームで漢字まで書けた。もちろんすぐにできることではない。何度も繰り返して習得した。夢中になって努力した。自分としてはこの結果に大満足。すごい達成感があったのだが、本来、その時間は勉強に使うべきもの。無駄な努力だともよく言われた。しかし、この無意味な努力は報われる。私の人生に大いに役立っている。それは情報を取り込み、記憶する容量が大きくなっていた。社会人に出てから、いろんな人に言われて気が付いた。美術館で鑑賞した作品、巷にある話題、ちょっとした雑学など、興味が生まれたものなら、無理をしなくても覚えられる。やはり人生に雑事はないのだ。ところで余談になるが、先日、小中学の同窓会に参加した姉が「あんたの話題が出たよ」と言われた。それは母校サッカー部を熱心に応援しているということだった。どこで見られたのかはわからないが嬉しかった。私の人生は応援人生。縁の下の力持ち。気が付いてもらえて有難いことだと感謝した。