インスパイア

イメージ 1

ひさしぶりに勢ぞろいしてやって来た。早いもので知り合ってから5年の歳月が経つ。当時、彼女たちは芸短へ通う学生さん。美術世界の入り口の前に立って戸惑っている表情が印象的だった。ちなみに美術家という定義をどのレベルに置くかはなかなか難しい。ゴッホピカソなどの天才を基準にしたら、どの時代も人材はほぼ壊滅的になるし、かじった程度の人たちにしたら、日本は一億総美術家社会になるだろう。まあ、ハードルはいくらでも下げることができる。だから高いハードルが存在することを肌で感じ、自分の個性からできるベストを目指すべきだ。そのことを彼女たちは講師で尊敬すべき先輩に教わった。晩年の画家 吉村芳生さんと出会って触発されていたのだ。その貴重な経験を活かして開花する日を待っている。奮い立たされた熱い思いをそのまま燃やしていこう!