一円相

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「一円相」とは禅の世界では悟りの境地を表す言葉。丸い円を描くことは円満な悟りを表すため、欠けるところも余すところもない円を求める。そのためには自分とは何かを知ることだ。あちらこちらに頭をぶつけながら精進あるのみ。自分らしい個性を知るに、いろいろな価値観に触れてみよう。ただし調子よく八方美人をしてならない。それはやがて八方塞がりに繋がっていく。適当に人と合わせて流しても何も得られないだろう。つまり何ごとも紙一重。自分の主義主張を削ることなく、また、相手に強く当たり過ぎないように、美しい間合いで表現するのだ。自分らしい一円相を描くために人との出会いを鏡にして磨いていこう。