遅れてきた新人

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好きこそもの上手なれ!自分が好きなでやっていることなら、直接的には関係ないことでもその中にヒントを見い出し、本気でやりたいことに活かして成長していくのだ。偶然にもネットで知り合った年上のAさん。若い頃、本格的に美術を学んだ経験は全くない。理系の大学で学んだスキルを活かして、こつこつと仕事をしているサラリーマン。ただ1つ、普通の人と大きく違う点がある。それは人一倍旺盛なチャレンジ精神。パソコンが一般家庭に普及した頃から独学で学び続け、さらに子育てが終わってからは、幼少の頃より好きだった絵の制作へ取り組んでいく。自らデッサン道場と名付けて、月に1度、年齢も職業も捨てて真裸になって教室に通い、お金や名誉のためではなく純粋に制作を楽しむ。つまらないプライドもなく、心の底から美術をリスペクトしているのだ。幸いにも美術の世界は、どんなにスタートが遅れても大丈夫。他の業界と違ってルーキー(若手や新人)って呼ばれる人の許容範囲がめちゃくちゃ広い。それくらい老若男女を問わない素晴らしい世界なのだ。私の当面の目標は数年の内にAさんの個展をすること。それくらいハートをスマッシュされている。美術は昨日までのことではなく、今日と明日のことが大事な世界だ。Aさん、未来へ向かって頑張ってください!応援させていただきます!