「時は金なり」とは、時間は貴重なもの。金銭と同じくらい大切で価値がある。だから浪費するものではないという戒めの言葉だ。 ふと、このことわざが浮かんだのは、ロシアW杯でのサッカー日本代表の戦いぶり。初戦、開始3分で先制点と同時に数的有利の好運を得る。まったく退路がない必死の状況。全身全霊、時を忘れて没頭したイレブンに神風が吹く。第2戦目。2度の後手番にもめげなかった。先行されても一歩も引かない。すぐ短い時間で追いつく。ポジティブな精神を見せつけた。第3戦目。1点負けている終盤、駆け引きが発生する。予選リーグ突破の大きな賭け。賛否を生んだ時間潰し。やっぱり次のステージ進出が第一。25年前、ドーハの悲劇を教訓に苦渋の選択を決行した。そして、ベスト16の戦い。格上相手にまさかまさかの2点リード。しかし、そこから相手の底力にやられる。指先で触れたベスト8は無残にもすり抜けた。最後の最後にタイムマネージメントの甘さが出てしまった。最悪のリスクを読み切れなかった。いや、そうではない。勇敢に勝負を賭けて戦ったのだ。サムライブルーは半端ないって！散り際も男前だった！残念無念の敗戦。だけど、これで終わりではない。我らの夢を未来へ続く。もっともっと強い日本代表。熱い魂を込めてパスは蹴られた。ずっとずっと時を重ねていこう。いつの日か、頂点を目指して！今日から始まった新しい戦い。Never give up！ みんなで応援していきましょう！
