球児くれたサイン

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昨年度の母校野球部主将のY君は1年生からレギュラーで活躍した「走・攻・守」揃ったセンスの光る内野手で、この春からは関東の名門私大で頑張っています。
このY君。実は親戚のR子の幼なじみで、そのおかげで彼の野球以外の余録も教えてもらって、妙に親しく感じながらスタンドから応援していましたが、準決勝で甲子園への夢が敗れて、さすがにこの日ばかりは明るいY君の頬にも大粒の涙が光ります。
それからしばらくして親戚とR子たちがやってきた日のこと。
なんだかんだ世間話をした後、「そうだ!!3年間ずっと応援していたのだからY君に夏の県大会のパンフレットにサインをしてもらおう!!」と、急にひらめいてR子にお願いすると「そんなことYに頼むのは恥ずかしいよ」と、言いながらも協力してくれて、しばらくたってサインを持ってきました。
「どれどれ」と見てみると、そこにはいくつものY君のサインがあり、「出来具合が気に入らなかったから何度も書いて、線で囲んであるのが一番いいって言っていたよ」と、説明されたサインを見ているとサービス精神が旺盛なY君の人間性を感じられ、また、若さの勢いがある字には元気が溢れています。
さらにそのサインの側には「プロ野球を目指して頑張ります。これからも応援をお願いします」と書かれ、その愛すべきナイスキャラクターに思わず微笑んでしまい、「Y君らしくっていいね。高木豊さん以来の母校のプロ野球選手誕生を待っているよ!!」と、その夢が叶う日を祈るばかりです。
頑張れY君!!!