虎の必殺仕事人

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一かけ二かけ三かけて
仕掛けて殺して日が暮れて
橋の欄干腰下ろし 遥か向こうを眺むれば
この世は辛いことばかり
片手に線香 花を持ち
おっさん、おっさん どこ行くの
あたしは必殺仕事人 中村主水と申します
「それで今日は、どこのどいつを殺ってくれとおっしゃるんで?」

というナレーションで始まる必殺仕事人は当時流行った痛快時代劇で、
主人公・中村主水南町奉行所で昼行灯というより遊び好きの駄目同心だけど、
裏稼業の世界に入れば悪人たちを成敗するカッコイイ男だった。
そんな必殺仕事人を思い出させてくれたのは昨夜の下柳。
前日の敗退でプレッシャーがかかる首位攻防戦にのらりくらりと
心憎いピッチングで交わしていき、勝利の試金石を作ったことは正に必殺仕事人!!
そう言えば、先制の本塁打打った金本、タイムリーの鳥谷や関本も仕事人の仲間にいそうだなあ。
だけど、この日最大の仕事人は、これまで昼行灯のようにその存在を
悟られないようにしていた阪神中村主水こと豊。
久保田劇場牡丹と薔薇編(by東海テレビ)」で泥沼になったゲームを
立て直し、大事な、ホント大事な一戦を勝利に導きました。
これで女房のために悪事を働くナゴヤ悪代官を倒して一歩前進。
浪花のプロフェッショナルたちの世直しの戦いは栄光に向かって進みます。