人生は誰かに教わった正しい道だけを忠実に歩いていても、本当にその世界を知ったことにはならない。自分らしく生きていくということは、地図に載っていない道を開拓して、前人未到の新しい経路を発見することだ。そう、道なき道を迷いながらも自分の力で歩んでいく。正しいと思えるルートを見つけることこそが人生において最高の醍醐味になる。ありとあらゆる知識や技術は試行錯誤の末に初めて身に付くものだ。
つまり誰でもが手にすることのできるレベルで安住してはいけない。「こうやれば楽だ」とか、「こうしたら得になるかも」と言ったような、参考になるものに頼ることで効率は良くなるけれど、自分の意志で自由な道を歩んだことにならない。敷かれたレールの上をいくら歩んでも、素晴らしい才能に変化することはない。どんな時でも自分の足で立って、前向きに踏み出していこう！本気で好きでやっていることだったら、創意工夫している時間も楽しくなるはずだ。いくつになって「好きこそものの上手なれ」を忘れてはいけない。いつか夢の花が美しく咲く日が来るまで、とことん好きな気持ちを燃やして、創作と向き合っていきましょう！
■藤山正樹 個展 新たなる冒険 2019年9月12日（木）～16日（月・祝） 11:00-18:00（土日は19:00まで） 作家在廊日 7月12日（木）、15日（日）、16日（月・祝）
