やはり人生とは実にドラマチックなものである。未来にどれくらい高度なシステムがつくられても、いつどこでどんなことが起こるのかなんて、それらすべてを予想することは困難極まりない。いくらデータを元に計算したところで、なかなか思い描いたとおりにならないことだらけだ。むしろ人生の大事な場面で直感でビビッとくることは、積極的に受け入れることで活路が開けてくる。なんとなくあった偶然性を必然だと感じ、自分自身の可能性を突きつめることで、自分にしかできない物語の主人公になれるのだ。
つまり人生はいくつもの予想もしなかった偶然と巡り会うもの。その瞬間に最善を尽くして生きようと決心することで、今現在までの自分の知識と経験が活かされ、明日を生きるための知恵に変わっていく。ほんの小さなことでも真剣にやることで、自分という人間性がつくられ、自分らしい才能が芽生えてくるのだ。ただし、やみくもにどこかを探していれば、ふいに見つかるなんてことはない。いつも目の前のことをじっくりと取り組んでいこう。人生を面白くするかどうかは、その人の自分への情熱の量によって決まっていく。だから自分には素敵な人生は無理だとか、チャンスがないって言って、早々に諦めて投げ出していけない。1日1日の中にこだわりを積み重ねて、自分らしい人生と向き合って、個性のある物語を書き綴りましょう！
