好きの力を信じること

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いわゆるその人の個性にもっとも合った職業のことを天職と呼んでいる。それは自分にしかできないと思い込み、いきいきとワクワクと血を騒がせて、生甲斐を感じて打ち込めるものだろう。しかし、最初から思いっきり溌剌とやれることに出会うことはない。みんな何度も挑戦を繰り返しながら、思い通りにできるようになるもの。過去の失敗にもめげずに、いつも未来に夢を描いて、現在を真剣に生きてさえいけば、自然に活路を見出していけるのだ。

つまりこの世の中にある多種多彩な職業の中から、出会ったものにやりがいを作って、地道に努力していくことが大切なのだ。始めからこれが私の理想の職業なんて言えるものはない。みんな何が正解かわからないからこそ、数えきれないくらいトライして、その人にあった職業ができるようになっていくのだ。ちなみに美術家も同じようなもの。人に才能を認められてもらえない時も、これぞと自分の仕事だと信じていけばいい。そう、そもそも好きでやっているから、好きであることを貫いていることだ。好きこそものの上手なれ!少々遠回りになっても気にせずに、土地を肥やしている時間だと割り切り、とにかく前向きな心でやり続けよう。この繰り返しが平凡な個性を伸ばして、その人にしかない素晴らしい個性を磨いていく!