唯我独尊、個性を磨く!

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果たしてこの世に100点満点の人生とは存在するのだろうか?いわゆる入学や資格試験なら、予め出題傾向を学ぶことで100点満点になる確率は高まる。だからといって試験の点数が良ければ、満点の人生として評価されるとは限らない。もちろん、試験で100点満点を取れることは素晴らしい。満点になれること自体は賞賛すべきこと。しかしながら、何かの規格で満点を取るだけなら、人間よりも人工知能の方が圧倒的な結果が残せるはずだ。要するにモバイル端末さえ持っていれば、足らない知識を十分に補ってくれる。記憶力を競い合うのだったら、コンピューターに太刀打ちすることはできない。特に誰でもがそれなりの優秀な機器を取り扱える時代。もはや詰め込み教育は旧式の考え方なのだ。

つまりこれからの社会は人工知能ではできないことに取り組む。丸覚えした知識量を比べ合っても仕方がない。本当にその人に知識が備わっているかどうかを問いただす。世間一般の標準的な点数では50点であっても、自分らしい個性から生まれた結果だったら、採点方法に問題があって何も気にすることはない。知識が増えてくると、どうしてもそれに頼って生きようとする。自分自身の頭で考えることがおっくうになってくる。他人の考えていることや本の知識に支配されないこと。新しい発想をしぼり出していくのはその人の感性しかない。ビビット来る直感を信じてやっていけばいい。そもそも想像力に対して、借りものの知識などは役立たない。過去のデータなんかは無視して、未知へありのまま挑戦しよう。特に若い人だったら感性は磨きやすい。錆びていない今が一番のチャンス。このことを十分に踏まえて、メタボリックになった知識をスリムにさせて、一番やりたいこと以外はシェイプアップしていこう!

■HEART2019の関連企画 県美界隈展 『花』、Y氏とともに 2020年2月13日(木)~3月1日(日) 11:00-18:00 火水定休