運鈍根

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「運鈍根(うんどんこん)」というものは、ものごとを成功させるために、必要なことだと言われている。なぜなら何かを上手くやり遂げるには、まず第一に運が良くなればならない。ほどんどの人は何かに挑戦した場合、未知の分野になることが多いので、もし上手く才能を発揮できたとしたら、偶然から導き出された可能性が高い。ただし、運がいいとか悪いとか言いたいのではない。如何に運を自分の方へ引き寄せてものにするのかが大切だ。誰にでも運の量は誰にでも同じくらいあるもの。無駄遣いしていては幸運の女神はやってくることない。

そのためには馬鹿正直になって諦めずにやり続けていく。何度失敗してもくよくよせずに、落ち込んだりしない鈍感さを養おう。要領よく立ち回っていこうとしたり、悪賢くて抜け目がなくやろうとしてはいけない。鈍の力を武器にして正面から突破していくのだ。そして、最後の根とは同じようなことでも飽きずにトライできる精神力のこと。ただひたすらやるべきことを取り組み、根性持って飽きたり怠けたりせず、ぶれずにやっていく姿勢の持ち主であれ。

つまり、ひとたび夢を持って走り出したのなら、例えすぐに上達することがくても、簡単には引き下がらないで前向きに努力していこう。その過程で人に笑われて馬鹿にされても、成功を信じて根気強く粘っていけば、そのうちに新しいチャンスに巡ってくるはず。つまり「天運の助け」と「牛のように打たれ強い鈍重さ」、さらに「生きる価値を求めていく粘り強い根気」が重なって、成功への扉が開かれていくものだ。どんなことも成長の糧だと真摯に受け止め、プラス思考で小さな運を拾い集めていって、良くなるまでやり続けていきましょう!