すべての道はローマに通ず!

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いわゆるチャンスと呼ばれるものには、大きく分けて2つのパターンがある。1つ目は予告もなくいきなり目の前に現れるもの。これはことわざで例えるとしたら「棚からぼた餅」。思いがけない偶然によって幸運が舞い込んでくる。その瞬間に強い追い風が吹いて、実力以上の結果を手にしてしまうこと。ただし、次に同じようなことは滅多にない。たった1度きりの奇跡なのだろう。もう1つは自らの意思で厳しい世界に飛び込んで、局面を打開するために試行錯誤を繰り返し、その結果、これまでより飛躍する機会になることをいう。これもことわざで言うのなら「虎穴に入らずんば虎子を得ず」。様々なリスクを避けてばかりいては、平々凡々の生き方しかできなくなってしまう。危機を感じることへ挑戦していかなかったら潜在能力は芽生えないだろう。どんなことも成長していくための試練であって、その先にある誉れを信じることが大切なのだ。

つまり何ごとも好きなことなら果敢にやって才能を伸ばしていこう。どんな困難にぶつかっても、成功することをイメージして、最善を尽くして努力あるのみだ。自分らしさを求めたいのなら、そう簡単に及第点にしてはいけない。好きなことだからこそ次から次へ熱いエネルギーが湧いてくる。だから結果が上手くいかなくても、言い訳や言い逃れすることはやめた方がいい。本当に好きなことだったら、くだらない理屈やマイナスな思考と付き合う暇はない。あらゆることは成功への道標!創意工夫を高める時間だと考えて、前向きに捉えていけるのならチャンスは生まれる。人生に無駄なことなんて何一つもない。人生は七転び八起き!起きあがるものにチャンスはやって来る。

■ギャラリーナカノ42周年記念展 よにたち、よにたつ 2020年3月14日(土)~29日(日) 11:00-18:00 火水定休 出展者 加藤智子、佐々木範子、難波瑞穂、伴裕子、村上真実