志を立てるためには

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松陰先生が残された「志を立てるためには、人と異なることを恐れてはならない。世俗の意見に惑わされてもいけない。死んだ後の業苦を思い煩うな。目先の安楽は一時しのぎと知れ。百年の時は一瞬にすぎない。君たちはどうかいたずらに時を過ごすことなかれ」という言葉がある。

この意味を私なりの考えで述べるとすれば、自分が本当にやりたいことを達成しようとしたら、これまでの常識や知識に惑わされて自重してはいけない。他の人に馬鹿にされようが、親兄弟や友人に心配されようが、やらずにおれない沸き立った気持ちを見失うな。人は誰でも生きているうちが華だ。生きているからこそ、熱くなれることに感謝せよ。そして、ちょっとばかり上手くできたくらいで満足してはいけない。志とは他と比較し合う相対的な世界ではない。昨日の自分より少しでも成長することが大切だ。とにかくいつ何時も血眼になって、自分らしい道理を求めて突き進んでいこう。人生は没頭できることに出会えるように果敢に生きていきなさい!

このように理解している。これが正しいかどうかはさておき、歴史上の人物や偉人たちの言葉に触れると、やはり意識が高まってやる気にさせられる。ついついこれでいいのだと甘えていたことが浮き彫りになって、果たしてこのまま同じようにやるべきかどうかを迷ってしまう。こんな時は一度立ち止まって考えてみること。自分自身の体験を振り返ったら、今やる課題が見えてくる。私は言葉が持つ力を信じている。だからいろんな語録に出会うことが大好きだ。これからも人生を明るく照らす言葉を楽しみたい。様々なことを深く味わって生きていくつもりだ。