リベラルアーツ

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この世の中、最初から教養が身についている人なんていない。自らの人生を豊かに感じるために、幅広い分野から栄養を補給することで育まれる。最初はかじった程度のことでも、そのことの良さがわかってしまうと、あっという間に面白くなって、それ抜きに人生は考えられなくなっていく。どこまでも魅力あるものを求めて生きていくことで、もっとも大切な価値観はなんだろうと意識が高まり、それまで見落としていたものが目に見えるようになる。先人たちが積み上げた文化の素晴らしさを知ることによって、その中からあるものから力になるものがわかってくるのだ。

だから教養と呼ばれるものは人生を豊かに感じて生きるためにあった方がいい。いつも自分の中にサポートする発想があることで前向きに進みやすくなる。どんな世界でも恐れずに本質的に触れてみることで、単なる知識として頭に入ってくるのではない。さまざまな角度から見られる視点が生まれて、身の回りのものを厚く深く感じられていく。また、自分らしく生きようとして悩んだり苦しんだりした時に、ホッとひと息つけるような役割を果たしてくれる。厳しい現実に直面してしまっても、どうしようもない沈殿物を洗い流し、新鮮な気持ちにリセットとする発想をもたらす。心の奥底にある内面的なものを充実させるために、ありとあらゆる分野のものを好き嫌いせずに味わうこと。自分らしい個性を活かすために、水先案内人になる教養を身に付けていこう!