好奇心

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ただ美術が好きだから制作をしているだけ。その作品は誰もが面白いと思われなくてもいい。もしかしたら自分一人で勝手に盛り上がっているのかも。だけど、それならそれでいいじゃないか。創作するとは他人と競い合ったり、比較し合うものではない。自分自身が面白いと感じることをすればいい。ワクワクできることなら、とことんやってみよう。好奇心の力によってセンスは磨かれていくはずだ。いくつになっても意欲的に学ぼうとすることで、次々と新しいものを発見して楽しめるだろう。

つまり、美術が好きでやると決めたのなら、兎にも角にもやっていくしかない。しかもやるのは今この時なのだ。いつかいつかと思っていると、瞬く間に時は過ぎ去っていく。自分はまだまだと若いと言って先延ばしていると、あっという間に歳を取って学ぶチャンスを逸してしまう。だから、そのうちになんて悠長なことは言わずに、今がその時だと本気度を高めていくことで、それまで眠っていた感覚が動き出してくる。積極的に美術と関わることで潜在能力が発揮できるようになるのだ。

このようなことを実行している人は、学びたい気持ちを持ち続けるから、おいおい美術が面白くなっていく。その人らしく、その人なりに、ベストを尽くすことで成長していける。そう、生きている限り、力は伸ばせていける。だから、どんな状況にあっても努力を惜しまないこと。今という時を大切にするために、いつも感性をピカピカに磨きながら、創造力というアンテナでキャッチしていこう!