「どんなに勉強し、勤勉であっても、上手くいかないこともある。これは機がまだ熟していないからであるから、ますます自らを鼓舞して耐えなければならない」という名言がある。
この言葉は、自分なりにとことん努力しているのにも関わらず、なかなか良い結果が付いてこないとしたら、それは機が熟していなかったことが多い。だったら一気に焦ってやり切ろうとせず、いずれチャンスがめぐってくると信じて、これまで以上の覚悟で励むことが大切だと言いたいのだろう。
やはり何ごともあわててはいけない。今やっていることが、今すぐ役立つことはない。もしあるとすれば簡単にできること。手軽に完成できるキットを組み立てたようなもの。だから大きな志を達成したいと思うのなら、こつこつと学び続けていくしかない。どんなに失敗したとしても前へ進んでいく。いつか必ず成功までたどり着けると信じるだけ。ワインが熟成とともに旨味が変化するように、じっくりと時間をかけて味わい深いものにしていきましょう！
