タイムマネージメント

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「もし成功を願うならば、それ相当の犠牲を払わなくてはなりません」という名言がある。

そう言えば、何年か前に人気者になったお笑いタレントが成功するまでの過程をついて語るテレビ番組があった。その中で印象に残ったのは、お笑い養成所を卒業後、生活費を稼ぐバイトは最小限度にして、週4日はネタ作りと相方とのネタ合わせに取り組んだ。そのためトイレ共同で風呂なしの古いアパートに住み、部屋には冷暖房もなくて辛かったとのこと。しかし、そんな石にかじりついた日々が実って少しずつ売れはじめ、ついにたくさんのマスメディアへ出演して大活躍できるようになったのだ。

ちなみに同じ養成所の同期に週5、6日はバイトして、それなりにエンジョイした生活をする者がいた。だけど、芸風を高める勉強時間がほどんとなかったため、一度も売れることなくお笑い業をやめていった。これはやはりというのか、目的達成へ向かって努力していないのだから当たり前。まずは成功するかどうかはわからないが、売れるために最善を尽くさなければ、スタートラインに立つことはできない。このことを肝に銘じて、どんなに苦しくても夢を最優先し、生活のすべてを犠牲にしてお笑いに捧げていく。時間という最大の資源を有効に活用して、自分自身のやるべきことに集中すること。つまり、標準的な生活ができなくても、好きなことをやっているのだと開き直って、自分らしく有意義に生きることが大切になるのだ。