没頭

f:id:gallerynakano:20201201232502j:plain


「天賦の才能がないといっても悲観すべきではない。才能がないと思うのならば、それを習得すればいいのだ」という名言がある。

たしかに美術の才能も始めは大したことがなくても、その人が本気になって努力していけば、いくらでも発揮していくことができる。壁にぶちあたって思うようにいかなくても、それを乗り越えようとして深く学べば、美的センスは研ぎ澄まされる。そうやって先入観や偏見を捨て去り、好奇心の感度をよくしてやれば、ワクワク感が活性化されて、さまざまな発見を楽しむことができる。

つまり、才能というものはダイヤの原石と似たようなもの。最初からピカピカと輝いている訳ではない。いろんなことに挑戦していくうちに、自分らしい能力が発揮されるようになる。後天的に磨き上げることによって美しい光を放っていく。だから大切なのは美術にかける情熱だ。情熱さえあれば、最初は上手くいかなくも、やり続けているうちになんとかなる。どんな時も自分の才能を肯定し、その能力が引き出されるまで、とことん制作に没頭すればいいのだ!