貢献

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「どんな人間でも、多少なりとも身に長所があれば、それを世の中に役立てたいと思うのは、人情であろう」という名言がある。

人は誰でも何もしないように見えても、実は社会の一員として貢献している。例えば旅行が趣味の人だったら、公共交通機関をはじめ、ホテルや土産物店などで働く人を支えることになる。この他のなんでも社会との関わりという意味では同じこと。知らず知らずのうちに見知らぬ誰かと繋がっていく。そう、世の中は人と人が支え合っているのだから、いつの間にか持ちつ持たれつの関係が出来上がる。

だったら自分の好きなことで繋がっていきたい。自分らしい個性を活かして社会と関わりたい。美術家は自分の作品が成長することで、周囲の人たちも成長できる世界。新しい表現を創り出すことで、新しい感覚を発見させてもらえる。つまり、美術家は自分の作品で社会貢献できるのだ。自分の才能が高まれば高まるほど、多くの人々にいろんな感覚を提供していけるのだ。これほど、やりがいのある仕事はない。だから目指す人は後を絶たないのだろう。