こつこつと

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「あまり高望みをして、目前の職業を失うな」という名言がある。

いわゆる美術家になるためには、それなりに時間がかかるもの。たとえば、幼い子どもはまだまだひ弱なため、重たいものを持ち上げられないように、基本的なことが身についていない段階では、何をやっても凡庸の域を出ないものばかり。そのレベルなら美術家として大きな夢を持っても、それを手にすることはできないだろう。だから、ちょっと頑張ればできそうなことに取り組んでいく。今の実力に釣り合わないことをやるより、小さな目標でもやり抜いていくことで、創作意欲を燃やすために必要な充実感が味わえる。まずは今の自分にあったことを大切にして、個性を活かせることから始めてみよう。