レベルアップ

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「このスタイルはまねをするのが簡単じゃないんです。うちは4年間、少しずつレベルアップしたんですよ。ほかの国は時間がかかると思うし、真似されても、日本も少しずつレベルアップすれば大丈夫」というのは、東京五輪女子バスケのトム・ホーバス監督の言葉である。

いわゆるチャレンジャーには失敗なんてものはない。ちょっとやそっと失敗したからって気にすることはない。果敢に挑戦したことによる失敗は、必ず学びになって活かすことができる。つまり、なにも臆することない。再び挑戦していけばいい。こつこつペースを崩さず成長できる人になろう。どんな時もミスしたことを素直に認めて、心配しても始まらないことはくよくよせずに、自分の力の足らないことは天にまかせて、いつもやるべことに最善を尽くせる人になるのだ。

昨夜、NHK BS1で「ドキュメントTOKYO MEDAL 世界を驚かせた“スモールバスケ”」を見ながら、この夏の東京五輪であった女子バスケチームの快進撃を思い出す。準々決勝のベルギー戦は、もう既に結果はわかっているのに、ドキドキハラハラの連続。ポイントとなるプレーを振り返りながらも、極限状態で生まれたベストパフォーマンスに心が熱くなる。やはりスポーツは常に現在進行形。一つ勝利したことが上がりでもなければ、一つ敗戦したことが終わりにはならない。どこまでも新しい戦いが始まり、未来永劫に歴史は続いていく。だから、挑戦することを大切にしていくこと。ネバー、ネバー、ネバーギブアップだ!