青雲の志

昨日、第12回やまぐち新進アーティスト大賞展の表彰式が行われ、その晴れ舞台にイラストレーターのコサカダイキ君が大賞受賞者として立つことができた。おめでとう!本格的に活動を始めてからわずか4年で、このような栄誉に輝けたのは無名だったことで、他人の目を気にせずにやりたいことがやれたし、新しい可能性へ挑戦する時間も持てたからだ。

そして、りおた君という素晴らしい兄貴分の𠮟咤激励をはじめ、多くの仲間たちと熱く語り合い、だんだんとアートの世界観を広げて、どんどん面白くなって、創作の楽しさが理解できるようになった。つまり、無名であることの良さを上手く活かした。周囲がやさしく接してくれて、様々ことを丁寧に教えてもらった賜物だ。

これからはそうは問屋が卸さなくなる。実力が評価されたことで厳しい目で見られるようになるし、利害関係に囲まれて身動きが取れなくなったり、とにかく注目されることの副産物も味わうだろう。だけど、何も心配していない。どんな環境になったとしても、少しもあわてることはない。これまで無名力を活かしたいい。どこまでも下っ端根性を忘れずに努力するのみ。もっと上のステージを目指して、もっと上のことを学んでいこう。更なる飛躍を心から期待している。