昨夕、ここ最近にSNSで繋がった学生さんがお越しになる。当然、この日が初対面。顔もわからなかったけど、なんとなく来るような予感がしたので、若い来場者には常に気を配っていた。その甲斐があって機会を逃さずに良かった。
ちなみに彼女の作品は近くであった卒業制作展で拝見。大きなキャンパスにブルーの色調をベースに穏やかな人物が描かれた作品は、いわゆる心象風景というもので、清潔感のある雰囲気がやさしく伝わってくる。今時の若者はネットを上手く利用して絵柄の情報を収集するためか、しっかり構成された画面を組み立てて、自分らしいリズムで素直に表現していた。
つまり、好感を持っていたので、ここの仲間に入ってもらえないかなと考えていたのだ。そこで、今後のことなどについて尋ねたところ、幸いにも県内に就職するというので、タイミングを見計らいながら出展してくださいとお願いした。とにかく、創作活動は場数を踏んでいくことが一番大切だ。たくさんの作品創りに挑戦していくうちに上手くなる。だから、「好きこそものの上手なれ」の気持ちで、これから頑張ってくださいと、エールを送ってお開きにした。
