ベースボール

正岡子規と言えば、野球を今宵なく愛して、野球用語をつくったり、自身の幼名『升(のぼる)』をもじって、『野球(のぼーる)』という筆名を名のっていた。
そんな子規が詠んだベースボールの歌の中に「国人と とつ国人と うちきそふ ベースボールを見れば ゆゝしも」がある。これは、日本の選手と他国の選手が真剣に戦う野球の試合を観戦している時は、興奮のあまりゾクゾクしてしまう。それくらい野球おは魅力的なもので、一球一打に夢中になって楽しめるという意味だ。
昨日、ギャラリーが休みのため、あちこち行ったところ、その先々でWBCの話題をふられて、ゲーム展開について意見を求められるなど、とにかく、野球談議の花が桜よりも早く咲き誇っていた。これも、野球が日本へ伝来して150年の賜物なのか。いやいや、侍ジャパンにスーパースターがいるから、自然とみんなを惹きつけられていく。やはり胸が熱くなれることは、伝染していくのだろう。