欲とともに

「欲はすべての進化と向上の源泉である。欲を押さえつける必要など少しもない。求めれば求めるほど愉快になり、楽しくなるのが本当の欲である。しかも、人の喜びが自分の楽しみとなるものが最も尊い。この尊い欲の炎をもっともっと燃やすことである」という名言がある。

いわゆる欲とは何かを欲しいと思う心のこと。やってやろうという意欲がないと向上心が湧かないように、欲望を伴わない作品制作はスケールが小さくなり、どこかで観たような無難で無個性な作品になりやすい。だから、素晴らしいイメージを創り上げる時に、欲は必要不可欠なものだと言えよう。

ただし、欲があり過ぎると溺れてしまう。何が何でもが強くなると、欲に振り回されて逆効果。むやみに欲張ったら何もやり遂げることができない。つまり、本心に従ってありのまま自然体に生きればいい。本気で好きなでやりたいことに欲を出そう。一番叶えたいことに真っすぐに向き合っていく。そうすれば、自分らしい姿で伸び伸びと生きることができるだろう。