後天的な才能

「芸術の修行をする人は、たとえ生まれつきの才能が人並み以上であったとしても、継続して勉強しなければ、完成された域まで到達することはできない」という名言がある。

いわゆる創作活動を始めることはそんなに難しくはない。なぜなら、どんな人でも一つや二つはユニークな感覚を持っている。 その素晴らしいところを大切に育てていけば、それなりに個性的な表現ができるようになる。その人らしいものを育てることに努めれば、いずれ蒔いたとおりに花が咲く。楽観的に可能性をただ信じて、こつこつやっていけば、才能が磨かれて輝くだろう。

本日から始まる山根秀信さんとみどりさんご夫妻の二人展。私が20代の時にそれぞれ知り合い、その後、さまざまな作品展にご協力いただきながら、長いお付き合いとなりました。これもお二人がずっと作品制作に取り組み、新しい創造にいつも挑戦していたから。地道な努力によって後天的に可能性を広げていった。やはり、継続は力なり!やり続ければ、独自性が育まれてくる。