1万時間の努力

その昔に話題になった著書の一節に「成功は1万時間の努力がもたらす」がある。これは、どんな人でも1万時間を超えるくらい1つのことに取り組めば、その分野でプロフェショナルになれるという理論を唱える。おそらくこのことは正しい。なぜなら、いわゆる素晴らしい才能と言われるものは、後天的な努力によって磨いていくしかない。絶えず成功することを念頭に置いて、最善を尽くして試行錯誤を繰り返していけばいい。

ちなみにここ最近出会うZ世代の若い連中と話して見ると、早くからいろんなことを実体験していることに気づかされた。特に美術の好きな人にとっては、ワークショップなどで学ぶチャンスが広がり、何かへ挑戦した経験の持ち主が増えている。だから、既に1万時間を突破している若者がいても不思議ではない。絶えず創作に情熱を燃やして、ひたむきに頑張れる習慣があれば、それは間違いなく、プロの入り口に立っているはずだ。