独自性のある作品を制作しようとすれば、他の作家との個性の違いをなるべくハッキリとさせる。いわゆる既存にはないユニークな感覚で表現することが大切になる。ただし、それは必ずしも他よりも複雑なことをして、込み入った作風にわざわざすることはない。なぜなら、アートの世界には手間がかかって複雑な表現が溢れているからだ。
それ故、意図的におかしな形や誇張してみたり、モチーフを歪めて伝えなくてもいい。必要なのは今の実力で最善を尽くそうとすること。無理矢理よく見せようとして背伸びせず、伝えたいことに気持ちを集中させよう。自分らしさにこだわれば、自然と個性は豊かになれる。いつでも自分らしく、自分の個性で表現し、可能性を信じていくだけだ。
