内なるもの

ヘルマン・ヘッセの名言に「君の中には、君に必要なすべてがある。『太陽』もある。『星』もある。『月』もある。君の求める光は、君自身の内にあるのだ」がある。
人は誰でも生まれ持った気質があり、その人だけしかない特徴がある。それらは何もしなければ眠り続けたままなので、潜在能力に気づいていない人は意外と多かったりする。だから、人生の命題とはどうやってこういうものを目覚めさせることができるかだ。どんなに運動神経が弱くても、どんなに勉強が苦手であっても、どこかにその人にしかものがあるはず。自分にしかないものを信じて努力する気持ちが大切だ。
それ故、自分自身の才能を発掘するために、少し高めの願望や目標を持つこと。目の前の課題に取り組みながら、内なるエネルギーを湧き出させる。いわゆる火事場の力を引き出すには、ひたすら自分を追い詰めるものが必要なのだ。やや厳しいことに最善を尽くすうちに初めて出てくるものがある。とことん魂を熱く燃やすことで、新しい才能を生み出されてくる。しっかりと自分を鍛えて未来を掴んでいくのだ。