愛おしい光景

昨日、NHKの「日曜美術館」には、20代で華々しいデビューを飾って以来、70歳になってからiPhoneを使ったドローイングに取り組むなど、時代に応じて様々な表現方法を研究して、それまでの常識を打ち破る作品を創り続ける、御年86歳の英国在住のデイヴィッド・ホックニーが登場。
「人は皆、人生に意味を求めている。それは切実な思いで、イメージはその助けとなる。街を歩いていて、ごく普通のささやかなこと。例え影であっても、美の感動を与えてくれるものを見るのは奇跡的なことだ。それこそ、私が絵を描く理由だと思っている」と語り、身近にある愛おしい光景を描いて、その魅力で観る人を引き込もうと創作する。
番組の最後、「私が伝えたい唯一のメッセージは、”Be Yourself”『あなたらしくいなさい』です。好きなことを見つけてください。心の底から愛せるものに、いつか必ず巡りあうことができるでしょう。 ”Be Yourself” 『あなたらしくいなさい』。これが私のアドバイスです。年齢に関係なく皆さんに向けて」という言葉で、本気になれるものと出会い、真剣に生きることの意味を教えてくれた。