人に歴史あり

「人に歴史あり」とは、誰もがその人自身の人生の主人公。ただし、いつどこで何をすればいいのかよくわからない舞台の上に立っている。偶然の産物と言うべきものが演出家になって、好むと好まざるとにかかわらず、いつの間にかその人にしかない歴史が創られることを指す。

故に自分の進むべき道を明るくするために、良いものを見極める目を養うこと。主人公として生きるために、センスと技術を身に付けなければならない。自分の人生経験だけでは足りないものばかり。だから、さまざまなジャンルの文化に触れたり、いろんな人に会うことを肥やしにしていく。

いわゆる先天的な能力で人生は何とかなると思うのは驕りである。後天的な才能を信じて努力していくこと。非凡になるまで粘り強く取り組んでいけばいい。このようなこと一番促進してくれるのは映画だろう。なぜなら、人生を疑似体験できるから。自身で経験しなくても成功や失敗を学ぶことが出来る。映画を鑑賞することで、自分を深く掘り下げて、可能性を探ることができるだろう。