幸福の七ヶ条

漫画家 水木しげる氏の「幸福の七ヶ条(幸福論)」とは、長い年月にわたっていろんな人たちの生き方を観察しているうちに、幸せになるための知恵を七か条にまとめた本のことである。

第1条は「成功や栄誉や勝ち負けを目的にことを行ってはいけない」。第2条は「しないではいられないことをし続けなさい」。第3条は「他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし」。第4条は「好きの力を信じる」。第5条は「才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ」。第6条は「怠け者になりなさい」。第7条は「目に見えない世界を信じる」。

いずれの条項も創作する人にとっては指針として役立つ言葉ばかり。ひとつずつ深く味わいながら学習すれば、その人の人間力を高めるために役立ち、美術家としてコツのようなものを体得できる。また、時々思い出して読み返せば、一度掴んだコツを見直して、新しく変化させていける。だから、自分を向上させるバイブルとして活用すればいい。