チャレンジャー

昨日の午前中は今週末で会期が終わる県美術展へ。ひょうや突風の洗礼を受けながら足を運ぶ。本当に修行僧もビックリするくらい激しい天候である。 中也の詠んだ「冬去れよ そしたら雲雀(ひばり)がなくだろう 桜もさくだろう」という短歌が浮かんできた。とは言うものの、美術館の中に入ったら別世界。外の喧騒がウソのように静寂が漂う。よっしゃ、気持ちを新たに入賞入選130点の作品を楽しむぞ。できる限り作品を多く覚えることが目標だ。

しかしながら、やっぱり親しい作家の作品ばかりに目が向いていく。次に会って美術談義するために入念に観ていないとならない。それ故、何度も観に来ることが理想的な鑑賞になるだろう。ちなみに画像の作品は奏ちよこさんの作品「One Colorful World -アップサイクルから愛を-」。数ヵ月前に応募することを勧めたため準備不足だったけど、初挑戦で佳作賞に評価されて良かった。これからも県美展などで腕試ししていくことを期待する。このまま創作へ情熱を燃やしていけばいい。