美と痛み

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中原中也記念館では県指定無形文化財萩焼保持者・大和保男氏と中原中也の詩を融合させた
企画展「美と痛み 大和保男の陶と中原中也」が開催されてます。

■美と痛み―大和保男の陶と中原中也

会期 2008年10月1日(水)~12月14日(日)
時間 9:00~18:00(入館は17:30まで)
※11月1日からは9:00~17:00(入館は16:30まで)に開館時間は変更
休館日 月曜日(祝祭日の場合は翌日)、毎月最終火曜日
会場 中原中也記念館 山口市湯田温泉1-11-21
観覧料 一般310円(262円)、大学生210円(157円)、小・中・高校生150円(105円)
※70歳以上は無料
※( )内は20人以上団体料金

■展覧会概要■

陶芸作家として萩焼に新たな造形美を追究し続けている大和保男。作陶活動の一方、エッセイや
小説などの文筆活動にも精力を傾ける彼が、中原中也の詩の世界とその根源にある芸術観に触れる
ことによって、全く新しい陶芸作品の制作に挑みました。

展覧会タイトルの「美と痛み」は、大和保男が自らの芸術観について書いたエッセイから
とられています。
展示は彼の陶芸作品と中也の詩、そして自身のエッセイが組み合わされる形で構成されます。
言葉による表現と造形による表現が共鳴して独自の美の世界を創り出します。

大和保男も中也も同じ山口の地に生まれ育ち、それぞれの世界を築き上げています。
およそ70年の時を隔てて、ふたりの芸術家の魂が触れあい、生み出された陶芸作品をご覧いただきます。