県美展は本日最終日。例年よりも出品数が多いために長時間の審査が行われた。
審査員は3名と少ないが、人それぞれ作品に対する目線が違うから意見も異なる。
まあ、完璧な審査なんてあり得ないから公募展には運、不運が付きまとうものだ。
ただ、山根さんの作品は思いっきり抜けていて、審査員も迷わなかったのではない
だろうか。素直に素晴らしいと感じられる作品。もちろん、完璧ではないから幾らでも
言いようはあるが、立ち止まってそこにあるものをじっくりと眺めれば多くの想像が
楽しめる作品だと思う。