関心

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他人の感受性を軽蔑してはいけない。
感受性はその人の才能なのだ。
 
                       ボードレール
 
関心のあることは伸びやすい。
 
感受性が敏感に反応していく。
 
自然と心のアンテナが受信する。
 
でも関心が多過ぎると散漫になる。
 
すぐに移り気になっては忘れていく。
 
今の日本、情報が増え過ぎている。
 
ネットを開けば、常に新しい刺激を求められる。
 
次から次へ話題があって、次から次へ消えて行く。
 
そうやって何かに興味があるようなつもりになる。
 
そうやって時間が過ごしていることに気がつかなくなる。
 
これはアンデルセンの名作「マッチ売りの少女」に似ている。
 
マッチをすって夢を見ている内に大事なものを失うかもしれない。
 
もっと、自分の関心が何にあるのかを考えないと流されてしまう時代だろう。