限界を越える

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高校生世代というのは、心身ともに選手が最も成長できるとき。
指導者には、「今、鍛えなくていつ鍛えるのか」という気迫、とことんやり続ける厳しさが
必要です。選手が辛そうな顔をしているのを目の当たりにして、「少しやり過ぎかな」など
という甘さを持ってはいかない。
そこで練習のレベルを下げるうようでは勝利などありえません。
選手自身が自ら「勝ちたい」と強く思い、「ここまでやったのだから負けるわけがない」
というところまで導いてあげるべきなのです。
 
本当の厳しさとは、限界を越えさせるためのもの、「苦しさを乗り越えれば新しい世界が
見えてくる」ということを理解させる方法は、殴ったり蹴ったりすることはありません。
その方法論をよく考えず、ガムシャラに鉄拳制裁をしていた自分自身の反省を、
ぜひ多くの人に伝えたいと強く思います。
 
                     本田裕一郎(流経大柏監督・著書「勝利学」より)
 
ロンドン五輪のサッカー競技は男女ともにベスト4進出。女子はさらに決勝戦
勝ち進み、銀メダル獲得と盛り上がった。自分もどちらのメダルが懸かった
ゲームはひと寝入りしてから起きて応援。熱い声援を送り続けました。
 
しかしながら私が一番熱く燃えるサッカーは母校サッカー部のゲームだ。
どんな大会のどんなサッカーよりも熱い気持ちで応援している。
ただいま各地のトレーニングマッチで修行している選手たち。
9月22日まで観られないけど、その時は大きな成長を感じたい。