風の中

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昨日、大阪市から「ナナからハチ展」の出品者であるカキタニチハルさんが来場。作品展をじっくりと
見られた後、友人の美術家・三浦朋子さんも加わってカキタニワールドについて語りました。

なんとも不思議な人形たち。何か意味があるわけでもない。ただ、言葉では味わえない文化が
存在している。現代社会ではネットやメールのおかげで文字から考える文化は盛んになった。
テレビのニュース番組でも字幕が普通になっている。しかし、そんな便利な文明に甘えてしまう
と大変なことになる。世の中、まだまだわからない...ことの方が多く、いつどんな時にそのような
ものと遭遇するのかがわからない。

だから検索する力よりも観察する力を伸ばそう!初めて見るもの、よくわからないと出会った時の
ために、答えのないものと触れておこう!カキタニワールドは、じっと見つめていると脳みそが
こそばゆくなっていく。言葉よりも先に、頭の中に、脳みそに絵が浮かんでくる。それは絵の中から
飛び出し、よくぞ立体的にした人形たちだから。
また、次に展示する日が楽しみだ。カキタニチハルさん。ファンシーな人。自由な風の中で生きている。

■ナナからハチ展■
会期 2013年7月25日(金)~8月4日(日)
時間 11:00~19:00
定休日 7月31日(水)
【出品者】尾崎千恵、カキタニチハル、櫛部華代、
酒井晶子、武永佳奈、永野ゆかり、山下美梨