好奇心

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スポーツ選手は過酷な練習などで身体を鍛えるため、そのエネルギーの元になる食は一般人よりかなり太いものだ。それと同じように美術家の創作の元になる好奇心は、想像力のエネルギーになっていくため、一般人よりかなり太くて大きなものである。しかし、この最近は食が細いというのか、一般人よりは少しだけ太いけれど、美術家としてみたら好奇心が小食な若者が増えている。自分の好きなものにしか興味を示さないため、バランスが悪くて偏った好奇心になってしまうのだ。嫌いなことを無視して鈍感になれば、知らない内に感性全体に鈍感が蔓延して想像力は貧しくする。だからいきなりは無理する必要はないが、嫌いなことや苦手なことも真摯に取り組んで、好奇心で補給するエネルギーの幅を広げていきましょう!

■夏、飄々と楽しむ5人展 井上らんたい漆器、和紙工房シオン、く岸透子、広川隆、村上真実 2016年7月2日(土)~11日(月) 11:00-19:00(最終日は17:00まで)