二河白道

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先月、寺田さんの個展に友情出品してもらった河野如華さんとメールのやり取りの中で「二河白道」(にかびゃくどう)という言葉があった。これは仏教語。二河とは南の火の川と北の水の川のこと。火の川は怒り、水の川はむさぼる心の象徴をする。その二つの河の真ん中に一本の細い道がある。道の幅は10数センチ。この二つの河を通り過ごすには、百歩ばかりの白い道を通るしかない。そんな険しい道でも念仏一筋に努めれば、悟りの彼岸に至ることができるという意味だ。ただし、どんな人でも元々この10数センチの道幅しか歩くことができない。それをあらためて意識してたら、とてつもなく狭く感じ、急に怖くなってしまうもの。日頃は普通に歩ける道も心が乱れていたら難しく思えてしまう。今日行われる選挙。どういう結果になるのだろうか。今言えることは日本の未来にとって良い結果になること。雑念を捨てて真剣に考えて投票しよう。これからの日本を想像して1票を投じよう!