一途

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今年の8月は不覚にも夏風邪に始まる。ここ数年、冬場でさえ風邪をひかなかったのに、約1週間ほど咳とクシャミのオンパレード。幸いにも軽症だったが、その原因はやはり待ちに待った母校の甲子園出場。初めて県大会決勝戦を応援した高2の夏から35年。ずっと敗戦し続けた無念の歴史。これまでの悔しさなんてどうでもいい。そんなことよりも甲子園へ行ってくれと、この夏も願って応援した。よく言ったら一途な心のまま。普通に言えばただ執念深いだけだ。そして、ようやく大願成就を果たした日。嬉しさのあまりに屈辱はどこに飛んでしまい、身体に付いていた垢も落ちて、身軽になり過ぎて体調を崩したのだ。まるで子供のように興奮し過ぎてパンクしたのだろう。まだまだ若いというより未熟な精神があらわになった。これからもっと精進するべき課題が見つかった。ただし、この精神が成長してしまえば、純度の高い青春が味わえないから、やっぱりこのままでいいのだと考えている。