道楽

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美術家とは道楽に生きる人でなくてはならない!ただし、これは世間一般で言われる本職を忘れて、好き勝手に遊び呆けて放蕩することではない。本来、道楽という言葉は仏教用語仏道の修行によって得た悟りの楽しみを表す。その修行に励む禅僧の生き方は、悟りのためにすべてを投げ打っているため、世捨て人としての意味が広まってしまっただけだ。美術家になるには可能性を知り尽くすために多くの犠牲を払うもの。普通の人が味わえる幸せに背を向けて、ありたい姿を求め続けなければならない。美術家も修行僧も努力を積み重ねて好きな道を歩いている。だからつまり紙一重なのだ!本筋からはみ出さないように戒めて創作していこう!