その昔、独創的な指し手やキャラクターで、将棋界に数々の伝説を残した升田幸三棋士。その名言に「棋士は無くてもいい商売だ。だからプロはファンにとって、面白い将棋を指す義務がある」という言葉がある。現在、将棋界は藤井聡太四段の大活躍で、一気に活気づいている状況を見れば、なんともわかりやすい。ところで美術も無くてもいいと言われかねない世界。その素晴らしくさや面白さを伝えられる美術家が必要だ。これだけ多くの刺激がある時代。スターがいなければ埋もれてしまうだろう。ちなみに升田棋士は「プロとアマの違いはアマは真似でも通用するが、プロの道は独創。またそうでなきゃ通用しない。だから苦しいが喜びも計り知れない」という名言も残している。これまた美術でも通じる言葉だ。いつも人々に驚き（感動）を与え、新しい創造力を感じさせる。やはりプロの世界は夢を売ることが一番の使命。すべてそこから始まっていく。小さくまとまらないように、勇気を持って大胆に行動していこう！
■TEAM ARTS FACTORY 小野紗耶加 河野如華 テラダサチコ なかむらりおた ヨシダアカリ 大和佳太 2017年6月16日（金）～25日（日） 11:00-19:00 定休日 6月21日（水）
